プログラミングって何?小学生にもわかるように説明します

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プログラミングって何?小学生にもわかるように説明します
約7分で読めます
生徒

「プログラミング」ってよく聞くけど、けっきょく何のことなの?

一言でいうと「コンピューターに指示を出すこと」だよ。
今日は絵といっしょに、やさしく説明するね。

先生

プログラミングとは、コンピューターに「してほしいこと」を、順番に指示することです。
むずかしそうに聞こえますが、じつは身の回りのいろいろなところで使われています。
この記事では、絵を見ながら、ひとつずつやさしく説明していきます。

この記事でわかること

  • プログラミングとは何か(一言で)
  • 身の回りで使われているプログラムの例
  • よく出てくる4つの言葉(プログラム・プログラミング言語・バグ・アルゴリズム)
プログラミングとは、コンピューターに指示を出すことという説明図。少年と少女がノートパソコンを見ている

プログラミングって、何をしていること?

コンピューターは、とても便利な機械です。
けれど、自分で考えて動くことはできません。
人が教えたことを、教えた通りにやるだけです。

生徒

え、コンピューターって賢いんじゃないの?

賢く見えるのは、人が「こうやって動いてね」と、細かく指示を書いてあげているからなんだ。
その指示を書いたものを「プログラム」、指示を書くことを「プログラミング」と呼ぶよ。

先生
人が指示を書き、指示書ができあがり、コンピューターが読んで、その通りに動く流れの図

たとえば、料理のレシピに似ています。
レシピに「玉ねぎを切る → 炒める → 水を入れる」と順番に書いてあれば、その通りに作ると料理ができあがりますよね。
コンピューターも、人が書いた指示書(プログラム)の通りに、順番に動いているのです。

コンピューターには、人間よりずっと得意なことがあります。
だからこそ、指示を出す価値があるのです。

  • はやい:1秒間に、ものすごい数の計算ができます
  • まちがえない:指示が正しければ、何回やっても同じ結果になります
  • つかれない:同じことを、何千回でもくり返してくれます

反対に、「どうすればいいか」を自分で考えたり、人の気持ちをくみとったりすることは、まだ苦手です。
そこで、人間が「何を、どんな順番でやるか」を考えて、指示として伝えるのです。

プログラミング = コンピューターに指示を出すこと。
まずは、この一言を覚えておきましょう。

身の回りのプログラムを探してみよう

プログラミングは、とくべつなものではありません。
じつは、毎日使っているものの中に、たくさんかくれています。

身の回りでプログラムが使われている例。信号機、洗濯機、エアコン
  • 信号機:「青になったら一定の時間がたつと黄色、そのあと赤にする」という指示で動いています
  • 洗濯機:「スタートを押したら、水を入れて、まわして、すすいで、だっ水する」という順番が決まっています
  • エアコン:「部屋の温度が設定より高ければ冷やす」というように、温度に合わせて動きを変えています

ほかにも、スマホのアプリやゲーム、エレベーター、炊飯器、テレビのリモコンなど、「こういうときは、こう動いてね」という指示で動いているものがたくさんあります。

プログラミングは「順番」がとても大事

朝の支度を思い出してみてください。
「起きる → 顔を洗う → 歯をみがく → 着替える」という順番がありますよね。

朝の支度の順番。起きる、顔を洗う、歯をみがく、着替える

では、この順番を入れかえてみたら、どうなるでしょうか。

生徒

順番をまちがえたら、どうなるの?

順番がちがうと困る例。顔を洗ってから着替えるのが正しい順で、着替えてから顔を洗うと服がぬれる

人なら「あ、まちがえた」と気づけるけど、コンピューターは言われた通りにしか動けないんだ。
だから順番をまちがえると、止まってしまったり、思った通りに動かなかったりするよ。

先生

だからプログラミングでは、何を、どんな順番でやるかを考えることが、とても大切なのです。

覚えておきたい4つの言葉(ミニ用語集)

プログラミングの本やサイトを見ると、むずかしそうな言葉が出てきます。
まずは、よく出てくる4つだけ、ここで覚えてしまいましょう。

プログラム

プログラムとは、コンピューターに出す指示を書いたものです。
運動会の「プログラム」が、やる種目を順番に書いた紙なのと同じ考え方です。

プログラムとは、コンピューターへの指示書という説明カード

プログラミング言語

プログラミング言語とは、コンピューターに伝わる「ことば」です。
人間が日本語や英語で話すように、コンピューターに指示を伝えるには、決まったことばで書く必要があります。
Scratch(スクラッチ)やPython(パイソン)など、いろいろな種類があります。

プログラミング言語とは、コンピューターに伝わることばという説明カード

バグ・デバッグ

バグとは、プログラムの中のまちがいのことです。
バグは英語で「虫」という意味です。
プログラムの中にまぎれこんだ虫のようなものだ、と考えると覚えやすいですね。
そして、そのまちがいを見つけて直すことをデバッグといいます。

バグとはまちがい、デバッグとは直すことという説明カード。虫めがねで虫を見ている
生徒

まちがえたら、だめなの?

そんなことないよ。
プロの人でも、バグはよく出るんだ。
大切なのは、まちがいを見つけて、直せることなんだよ。

先生

アルゴリズム

アルゴリズムとは、やることの順番・手順のことです。
たとえば、カレーを作る手順や、学校へ行く道順も、アルゴリズムのひとつです。
「どんな順番でやれば、うまくいくかな?」と考えることが、アルゴリズムを作ることです。

アルゴリズムとは、やることの順番や手順という説明カード。道順の地図

プログラミングで、何が作れるの?

プログラミングを覚えると、いろいろなものを作れるようになります。

  • ゲームやアニメーション:自分だけのキャラクターを動かせます
  • ロボットや電子工作:光らせたり、動かしたり、センサーで反応させたりできます
  • Webサイトやアプリ:スマホやパソコンで見られるものを作れます
  • AI(人工知能)を使った作品:データをもとに、考えて答えるしくみも作れます

そして、プログラミングで身につくのは、作るスキルだけではありません。
「順番に考える力」や、「うまくいかないとき、原因をさがして直す力」も育ちます。
これは、勉強や毎日の生活でも役に立つ力です。

プログラミングは難しい?

生徒

なんだか難しそう…英語みたいな文字を打つイメージがある。

最初から、むずかしい文字を打つ必要はないよ。
「Scratch」という道具なら、ブロックを組み合わせるだけでプログラミングができるんだ。

先生
文字を打たなくてもプログラミングできる。少女がブロックをパズルのように組み合わせている

Scratchは、パズルのようにブロックをつなげて、ゲームやアニメーションを作れる、無料のプログラミング道具です。
文字を打たなくていいので、プログラミングがはじめての小学生でも、安心して始められます。
次の記事でくわしく紹介します。

やってみよう

この記事を読み終えたら、家や学校の中で「これもプログラムで動いているのかな?」と思うものを、3つさがしてみましょう。

  • エアコン、電子レンジ、テレビのリモコン
  • 信号機、自動ドア、エレベーター
  • ゲーム機、スマホのアプリ

見つけたら、「どんな順番で動いているのかな?」と考えてみてください。
それが、プログラミングを考える第一歩です。

まとめ

この記事のまとめ。プログラミングは指示を出すこと、順番がだいじ、ブロックなら今日から始められる
  • プログラミングとは、コンピューターに「してほしいこと」を順番に指示すること
  • コンピューターは自分で考えず、教えられた通りに動く
  • 身の回りの信号機や家電も、プログラムで動いている
  • 指示の「順番」が変わると、結果も変わってしまう
  • 4つの言葉:プログラム(指示書)・プログラミング言語(ことば)・バグ(まちがい)・アルゴリズム(手順)
  • 文字を打たなくても始められる方法がある(Scratchなど)

電子ラボでは、Scratchなどを使って、実際に手を動かしながらプログラミングを学べます。
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